ラミネートベニア法は、薄いシェル状(付け爪状)のセラミックを前歯に貼りつける審美歯科の治療方法です。
こちらの患者さんは20代女性の方で、過去に前歯にセラミックを貼りつける治療をしたが、ボリュームが出てしまいのっぺりとした印象になっていました。それがどうしても気になるということで当院を受診されました。
以前のセラミックを外し、丁寧に形成、e.max(イーマックス)によるラミネートベニアを前歯6本に施しました。前歯のラインや質感が自然になりました。
こんな前歯の症状でお悩みの方に…
- 前歯が小さく欠けている
- 前歯の先がギザギザになっている
- 前歯に虫歯治療の跡がある(詰め物が変色している)
- ホワイトニングだけでは前歯が白くならない
- 前歯の表面が波打っていたり、でこぼこだったりする
- 前歯の先がすり減ってきた
- 生まれつき歯が小さい
- スキッ歯の方
- 前歯の形が気になるのでバランスよく整えたい
- 歯の表面にツヤや輝きを持たせたい
- 本物と変わらない自然な前歯にしたい
色見本を確認しながら、ご希望の色を決定し、納得していただいてから治療に入ります。
歯科技工士チーム CURA(クーラ)/ 麻布
当院での審美歯科治療におけるラミネートベニアの製作物は、麻布にある歯科技工所CURA(クーラ)さんにお願いしております。
日本全国の歯科技工全体を見ても、セラミックの色や質感を考慮し、専門的に製作するセラミストと呼ばれる歯科技工士は技工業界全体の数%にすぎません。
CURAさんとの連携のもと、患者さんのご希望に合わせた自然なラミネートベニアをご提供できています。
ラミネートベニアの特徴と注意点
- 0.5mm~1mmほど前歯を薄く削り貼りつけるだけの痛みのない治療方法です。
- 日本で開発された強力な接着ボンドで貼りつけますので普段と同じように生活していれば剥がれることはありません。スルメ等噛み切るような食材は注意が必要です。
- 寿命は目安として10年で、お口の環境によって個人差があります。それ以上長持ちする方もいれば、それ以下の方もいます。
- 定期的な検診をおすすめしています。
- 別名ポーセレンべニアとも呼ばれます